部屋ぴた!ブログ

2022-12-15

捨てコン

 
皆さん、建築用語の「捨てコン」という言葉を
耳にしたことはありますか?
 
捨てコンとは、捨てコンクリートのことで、
地下の土を掘り終えた後に土の表面をならし、
砂利や粉石を均しその上に流し込むコンクリートのことです。
 
建築位置の墨出し基準を容易にしたり足場を作りやすくしたりと、
作業効率を良くする大きな役割を担っていますが、
基礎工事よりも先に行われて見えなくなるせいか、
なんとも切ない名前がついている、それが「捨てコン」です。
 
捨てコンの上下どちらかには、
土中からの水気をシャットダウンする為に防湿シートを貼ります。
 
ただし、ベタ基礎の場合12cm以上の厚みをとることで、
防湿シートの設置から免れることができるとされています。
 
写真に写っているコンクリート部分が、まさに今話してきた捨てコンです。
 
基礎工事が終わると見えなくなってしまいますし、
そもそも全ての現場で行われる作業ではないため、
捨てコンを見られるのは少し珍しい光景です。
 
 
 
 

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