欅の木
今日は天気がとても良かったので、散歩がてら近所に生えている欅の木の写真を撮ってきました。
これは樹齢数百年?の欅の木で、しっかりと大地に根を張って堂々たるものです。
天気は良かったのですが、それでも大分寒くて、「ああ、冬だなぁ」と、思わずにはいられませんでした。
午前中の早い時間だったので、吐き出す息が白かったです。
冬の早朝は空気が澄んでいるような気がしますよね。
寒さが嫌で中々外出する気になれませんが、「たまには良いなぁ」と思いました。
冬は、とかく運動不足になりがちなので、天気の良い日や体力的に余裕のある日は、積極的に外出したいものです。
冬にしか見ることの出来ない風景や、感じることの出来ない感覚を逃して冬が終わってしまうのは、なんかちょっと勿体無い気がしますよね。
大寒から立春へ
大寒を過ぎ、一年でいちばん寒さが厳しいこの頃です。朝方は氷点下になったりと、ふとんから出るのがつらいです。
関東の天気予報でも今月から、雪の予報が多くみられるようになりました。
少しの雪でも、都心は交通をはじめ、混乱。路面は凍結し、転ぶ人がニュースに流れています。
東北に住む人たちの雪とともにある冬の暮らしは、なかなか大変だなと想像してしまいます。
1月下旬の夜中に降り続いた雪の日の翌朝、かわいらしい足跡をみつけました。
猫もきっと寒かったでしょうね。
なんだかほっこりとした気持ちになりました。
まだまだ寒い日に感じますが、大寒から2週間経てば、立春。2月初旬、暦の上では春を迎えます。きっと春はもうすぐそこまで来ています。
おすすめのサイト 「OLIVE」
2012年になりましたが、年明けにも、地震は続き不安なことも多い日々です。
3.11以降いろいろなことを考えるようになりましたが、多くの人が同じだと思います。
いざという時のための防災、備えを意識したりもしています。
災害防災については、インターネット上にもたくさんありますが、大災害発生時に身のまわりにあるものを使って生きる知恵を集めた災害wikiプロジェクト「OLIVE」のサイトは、いざという時に役立つ情報が満載です。
雨水から飲料水にする方法など、キャンプ術にも通じるものがありますが、知っておくと役に立つなあと思う情報ばかりです。
書籍化もされ、さっそく購入してみましたが、みていてもいろいろ創意工夫されたものばかりで、防災セットのなかに一緒にいれておくといいと思います。おすすめのサイトです。
冬の風に乗って
冷たい風が吹き、ふと上を見上げると、青空に葉っぱがたくさん舞い降りてきて。
なんだか、スローモーションのように、きれいな景色だったりします。
ああ、冬だなあと感じます。
もうすっかり、冬の風。
冬の草木の枯れた様子は、「冬枯(ふゆがれ)」ともいわれます。
こんなとき、大きな木の下、青い空を見上げると、くるくるとまわりながら小さな葉っぱが降りてくるのをみることがあります。
手にとってみると、このケヤキの葉。
小さなケヤキの葉には、そのまた小さな種が付いていて、それが、上手にくるくるまわる葉っぱの訳でした。
絶妙なバランスを保っています。
くるくると葉っぱは風に乗ることで、遠くへ遠くへと行こう(種をはこぼう)という、ケヤキの工夫のようです。
ケヤキは山にも自生していますが、街路樹や、公園の木としておなじみの木です。
大きく枝をひろげる、とても美しい樹形の木です。
この季節、まだ少し、葉がのこっている木もあります。
その小さな葉ひとつひとつが冬の風に上手に乗って、種をとばそうとしていると思うと、そのかわいらしい様子に、微笑ましく思えます。
ハクキンカイロ
寒い冬、みなさんは、使い捨てカイロをお使いになりますか?
私は、数年前からハクキンカイロを愛用しています。
私が使っているのは、Zippoのオイルを使用するハンディウォーマーというもので、女性らしいかわいい丸いデザインのもので、お気に入りです。
ハクキンカイロというと、どこか古くさい、昔のものというイメージがありますが、ゆたんぽと同様、最近とても見直されてきた暖房小物だと思います。
ハクキンカイロを入れる袋も色々なものが今では、店頭に並ぶようになっています。
何より、使い捨てではないということが嬉しいです。
オイルを満タンにいれておけば、半日以上温かさを保つのも魅力的です。
当然、使い捨てカイロに比べると、費用もかかりません。
大きいZippoオイルを1本買えば、一冬は十分に過ごせる量です。
ズボンのポケットに入れたり、腰に当てたり、冷え性に悩む女性にとって、重宝する道具です。
ベルトのなかにハクキンカイロをいれて腰に巻くというハクキンベルトなるものもあるようです。
こたつでみかん
日本の冬のフルーツといえば、はやり蜜柑ですよね。
冬の蜜柑の美味しさは格別です。
「こたつで蜜柑」といえば、日本の冬の代表的な風景ですが、我が家はこたつが無いので「こたつで蜜柑」は実践できません。
それでも蜜柑は冬になると家族中に大人気です。
一箱買っても2週間位しかもちません。
一人が一度に2個も3個も食べるので、あっと言う間に無くなってしまいます。
蜜柑て不思議な果物ですよね。
机の上に出ていると何故かついつい食べてしまって、昼過ぎに1個食べたはずなのに、夕飯前にまたもう一個食べちゃったりするんですよね。不思議です。
子どもの頃に、母親に「蜜柑の産地では庭に蜜柑の木が生えていて、年中蜜柑が食べ放題なのよ」と教えられ、すごく羨ましく思った記憶があります。
私の家の庭にも、年中実をつける蜜柑の木が生えたらいいなぁ。
冬野菜
冬野菜が美味しい季節ですね。
白菜、大根、葱…。
写真は近所の野菜の直売所です。
冬野菜一色です。
今の時期は大根も白菜も、甘みが増して美味しいですね。
白菜は鍋物に欠かせませんし、大根は煮物やサラダ、すりおろして薬味など、色々なものに使えます。
焼き魚に大根おろしが添えてあるかないかで、食べた後の満足度が全然違いますよね。
大根おろしがある方が、後口もさっぱりです。
我が家では、冬のサラダと言えば大根サラダです。
細切りにして、おかかやじゃこをトッピングしたりしても美味しいです。
中華ドレッシングも良いですし、和風のドレッシングも合いますよ。
毎日寒くて大変ですが、美味しい冬野菜を食べて、この冬も元気に乗り切りましょう!
どんと焼き
小正月にあたる1月15日には、「どんと焼き」という伝統行事があります。
地方によって呼び名が色々あり、「左義長」「さいと焼き」といわれるものです。
お正月飾りや、門松、書き初め、祈願成就しただるまなどを燃やして家内安全、無病息災、五穀豊穣を願う習わしです。
火は穢れを清めるもので、神様を空にお送りするという意味が込められています。
このどんと焼きの火にあたると若返る、お団子を焼いて食べると、この一年病気にならないといわれています。
書き初めを燃やすと紙が舞い上がることから、字が上手になるといわれます。
寺社や、田んぼなどで行われる、さいと焼き。
最近市販されている注連縄等には、針金などの材料が使われています。
特に田んぼで行われる場合には、特に材料をみて、燃やすと害のあるものは、予めはずして出すと丁寧です。
どんと焼きの火には、祓い清めるということと、現実世界に戻るという意味もあるようです。
どんと焼きを終えると、お正月も終わりだな、という気分になりますね~。
ススキ
お月見でお馴染みだったススキ。
冬になった今では、ふわふわの綿毛のついた穂になって、風に吹かれてとんでゆきます。
ススキは、「尾花(おばな)」ともよばれ秋の七草のひとつとして古来より親しまれてきた植物。
その茎は、萱(かや)とよばれ、利用されてもきました。
野原でも、少し放置された時間が長い草原、空き地でみられる植物です。
大きな株で、立派なススキ。ススキの穂が揺れる景色は、なかなか情緒があります。
ススキの穂に、スズメが止まって、種を食べているのをみかけたことがあります。
冬には、鳥たちにとって食べ物が少なくなる分、ススキの種もとても貴重な食べ物になるのだと思います。
あの柔らかな穂に、スズメがとまっても、穂は少し弛むだけ。鳥の体重の軽さに驚いたりもします。
ひとつの穂のなかに、数えきれない種(綿ぼうし)があって、鳥たちにも少しお裾分けしつつ、風に乗り、また遠くへ飛んでゆくススキの種。
よく見ていると、本当に野の草って愉しいなあと思います。
七草粥
1月7日の朝には、七草粥を食べる。
これも日本に古来から続く風習です。
お正月のお節などで、贅沢したおなかが、七草粥を食べるとほっとしますね。
塩味のさっぱりした味が、なんとも美味しい七草粥。
春の七草は、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、ずずしろ、これぞ七草」と詠われます。
ごぎょうは、ハハコグサのこと。
ほとけのざは、コオニタビラコのことをいいます。
すずな(カブ)、すずしろ(大根)は、田んぼにありませんが、他は田んぼの畦草です。
粥はお米ですから、七草粥は、この一年の無病息災を祈るとともに、無事にお正月を迎えられ、田んぼへの感謝の気持ちにかえる行事のようにも思えてきます。
ちなみにコオニタビラコは、だんだんと希少な植物にもなっています。
田んぼがなくても、この時期になると八百屋さんで、七草のセットが店頭に並びます。
新年を無事に迎えられたことに感謝して、いただきたいですね。