2024-09-06
先発品の獲得は今月中に?
2024年10月より選定療養が始まります。
我々に身近なところですと、
患者が後発品(ジェネリック医薬品)ではなく先発品を希望した場合、
差額の4分の1を患者が負担するというもの。
患者側からしたら実質、医薬品代の値上げです。
選定療養に該当する医薬品なのか条件はあるものの、
国内で流通しているほぼ全ての医薬品が対象となるそうです。
医師による判断や病気の特性上、
薬の変更が望ましくない場合は配慮がえられます。
調剤薬局に薬の在庫がない場合の変更に関しては、
上乗せ料金は発生しませんのでご安心を。
財政効果は大きく100億円以上となる見込み。
これまで特に深く考えずに「先発品を」と選んでいた方、
医薬品の選択に考えを向けてみてください。
先発品と後発品の違いについて、勉強し直す良い機会でもありますね。
「この薬は先発品、あの薬は後発品」と調剤希望時に言えるくらい、
自分の身体に入る薬に対する知識を身につけましょう。