コスモス
十月ですね。
日中の空気も涼しさを含むようになり、本格的な秋の訪れを感じる時期になりました。
今日、河川敷を歩いていたら、こんな花が咲いていました。
コスモスです。
コスモスというとピンクのイメージですが、黄色いものもあるんですね。
両方咲いていたのでどちらも写真に撮ってきました。
ピンク色の方はいかにもコスモスといった感じで、可愛らしくどこか儚げな感じの花ですが、黄色の方は向日葵のミニチュア版のようで、元気が良い印象を受けました。
同じ花でも色が違うと大分イメージが違いますね。
川から吹いてくる風が強くて、遮るものの無い河川敷に咲いているコスモス達はちょっと寒そうでした。
これからどんどん寒くなってきますね。
今年の夏は猛暑でしたが、冬はどうなるのでしょうか。
出来れば大雪やひどい寒波などは遠慮したいものです。
風邪にご用心
昨晩は大分寒かったですね。
つい最近まで秋だったので、今朝の冷え込みには驚きました。
こんな季節の変わり目には、風邪が流行ります。
幸い、我が家は誰もまだ風邪をひいていないのですが、娘のクラスには風邪で休んでいる子もいるそうです。
最近、スーパーに蜜柑が出回っていますが、蜜柑やオレンジなどを剥いたときに出る香り成分は、人間の身体の風邪への抵抗力を上げてくれるそうです。
柑橘類にはビタミンCも沢山含まれていますし、風邪予防にはもってこいですよね。
蜜柑なら子どもでも簡単に食べることが出来るし、家に置いておきたい果物の一つです。
イタリアには「朝のオレンジは金」という諺もあるそうです。
それくらい、朝にオレンジを食べるのは素晴らしいということなんでしょうね。
美味しい柑橘類を食べて、季節の変わり目を元気に乗り切りましょう!
月見団子
今夜は十三夜ですね。
雲が少し多いのですが、気温も風の具合もお月見には悪くない夜です。
先月、お月見の時はみたらし団子に挑戦しようと思っていたので、今日は夕飯後にチャレンジしてみました。
米粉を水で練り、一口大に丸めてお湯で茹でます。
本来は蒸すそうなのですが、蒸し加減がちょっと分からなくて自信が無かったので茹でることにしました。
茹でたら水に取り、冷やします。
冷やしているうちにみたらし餡を作りました。
お湯の中に醤油と砂糖とみりんを入れて、煮立ったところに水溶き片栗粉を入れてとろみをつけました。
いざ作ってみると、思っていたよりも簡単に作れるので驚きました。
出来立てを子供たちと一緒に食べたのですが、とても美味しかったです。
カーテンを開けたら窓から月も綺麗に見えて、最高のお月見でした^^
たまにはこんな風にのんびりとするのも良いものですね。
アオバハゴロモ
網戸に、白いものがついている、ということはありませんか?
これは、アオバハゴロモの幼虫で、白い体をしており、ロウ状のふわふわしたものを体に付けています。
歩くとそのかけらが付くので、草にまとまっていたりするとすぐにわかります。
成虫になると、その容姿は一変し、緑の美しい羽を持ちます。
「アオバハゴロモ(青羽羽衣)」という名前がついているのは、その羽の美しさからだと思います。
生き物の名前(和名)は、その姿を捉えた素敵な名前も多くありますね。
また、地方によっては、「ハト虫」とよばれて親しまれているようです。
アオバハゴロモは草の汁を吸うので、栽培している植物にとっては害虫とされていますが、幼虫の時の不思議さと、美しい成虫の姿で、子どもたちには人気の虫のひとつです。
てりふり人形
「てりふり人形」をご存知ですか?
箱根のお土産屋さんで売られている民芸品なのですが、これがすごいのです。
箱根のお土産の中でも人気の品なのだそうです。
噂をきいて、私は十年以上前に購入したのですが、今も現役で活躍しています。
「てりふり人形」は、その名のとおり、お天気予報をしてくれる仕組みになっています。
女の人と男の人の人形があり、晴れなら女の人の人形が前に出てきて、雨なら男の人の人形が前に出てきます。
仕組みは、湿度を感知して、人形がうごくのだそうです。
感知するのは髪の毛の湿気の伸縮によるらしいです。
雨が降って来たときには、なるほど男の人の人形が前に出ているので、私の天気予報に一役も二役もかってくれています。
かわいらしい不思議なおもちゃ、「てりふり人形」。
箱根に行った際には見てみて下さいね。
映画「風立ちぬ」
今公開中のスタジオジブリの「風立ちぬ」を観て来ました。
先日、宮崎駿監督の引退が発表されたので、これが長編のいちばんさいごの作品になるんですね。
私は、今までの「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」が大好きなのですが、この「風立ちぬ」は、実在の人物をモデルをしていたりと、他の作品とは少しちがう雰囲気のものでした。
田んぼや水や植物などの自然の風景の美しさや、昭和初期の人々の暮らしなどの描写が印象的でした。
主人公とヒロインとの心のやりとりは、今までの宮崎監督の作品にはなかったものかもしれません。
子どもにとっては時代背景など、難しいところもあると思いますが、知るべきこととも思います。
「大人のジブリ」といった作品で、私はレイトショーでみるのもいいかなあと思いました。
ウグイスの巣
玄関先で、赤茶色の卵の殻が落ちているのをみつけました。
そのとき、耳元で羽音がしたので、そちらをみると笹の葉でできたウグイスの巣がありました。
中には、ヒナがいて赤茶色の卵は、ウグイスのヒナが孵化して巣から落としたものでした。
飛び立ってったのは、お母さんウグイスでした。
それから、ウグイスについて調べてみたのですが、笹薮に巣を作ることが多いのですが、時折枝分かれした木に作ることもあるのだそうです。
ウグイスは一夫多妻制で、6羽くらいの雌とペアになるのだそうです。
春先から夏にかけてが子育ての季節です。
雄は子育てを手伝わず、雌だけでヒナを育てます。
「ホーホケキョ」と鳴くのはオスで、美しいさえずりで、メスをよびます。
8月のおわりの時期に卵を産むのは、第六夫人といったところでしょうか。玄関先のウグイス、とてもかわいいです。
サルナシのジャム
サルナシという樹木が森のなかにあります。他の木に絡み付いて成長する蔓植物です。
夏には、緑色の実がなるのですが、この実は食べられます。
木の高いところに実が付いているので、採るのはなかなか大変です。
見た目も味も、キウイそっくりです。実は、3センチくらいです。その姿は小さなキウイです。
中身を切ってみると、キウイそのまま、黒い種のつぶつぶと緑色の果肉。
サルナシとキウイは同じマタタビ科の植物なので、似ているのでしょうね。
サルナシは猿梨と書きます。猿もこの甘い実が好きなことから名付けられたそうです。
今回はたくさんあったので、ジャムにしてみました。他に果実酒にできたり、秋のはじめの森からの恵みです。
梅酢ジュース
梅に氷砂糖、りんご酢で、梅酢シロップを作りました。
梅と氷砂糖の割合は、1:1。りんご酢は、0.5くらいです。
梅はきれいに洗ってへたをとって、つま楊枝などで、穴をいくつかあけます。
1ヶ月くらいでシロップができます。
冷やした水に割って飲むのもおいしいですが、炭酸ジュースと割るだけなのですが、まだまだ暑いこの時期、さっぱりとして美味しい飲み物です。
梅酢は濃いので、少し入れて炭酸と割ります。ちょうどカルピスの要領ですが、もっと少なくて大丈夫です。
梅酢シロップは、じゅうぶん甘いので、加糖ではない炭酸で大丈夫です。
運動あとや、風呂上がりの一杯は、格別です。
梅と酢で、夏の疲れを残さず。
梅に含まれるクエン酸は、肩こりや筋肉疲労の予防にもなるそうです。
梅干しごはん
土用干しがおわって、梅干しが出来ました。
今年の梅の塩梅はなかなかでした。
手作りの梅干し、ひと粒ひと粒なんだか愛おしくて、ごはんに梅干しをひとつのせただけなのに、とてもごちそうな気分です。
市販の梅干しと比べてみると、市販の梅干しの成分をみると、塩と梅だけではなく、添加物など様々なものが使われています。
しょっぱさを控えるために、甘味料を加えたものが主流だったりもします。
余分なものが一切入っていない自分で作る保存食。
食べているものが何か、細かなところまでちゃんとわかることは、今の一般の食卓ではほとんどなくなってしまっていると思います。
梅干しひとつのせただけのごはん。
豊かな食卓だなあと自画自賛です。手作りは、「食」を見直すことにもなりますね。