2012-01-22
ハクキンカイロ
寒い冬、みなさんは、使い捨てカイロをお使いになりますか?
私は、数年前からハクキンカイロを愛用しています。
私が使っているのは、Zippoのオイルを使用するハンディウォーマーというもので、女性らしいかわいい丸いデザインのもので、お気に入りです。
ハクキンカイロというと、どこか古くさい、昔のものというイメージがありますが、ゆたんぽと同様、最近とても見直されてきた暖房小物だと思います。
ハクキンカイロを入れる袋も色々なものが今では、店頭に並ぶようになっています。
何より、使い捨てではないということが嬉しいです。
オイルを満タンにいれておけば、半日以上温かさを保つのも魅力的です。
当然、使い捨てカイロに比べると、費用もかかりません。
大きいZippoオイルを1本買えば、一冬は十分に過ごせる量です。
ズボンのポケットに入れたり、腰に当てたり、冷え性に悩む女性にとって、重宝する道具です。
ベルトのなかにハクキンカイロをいれて腰に巻くというハクキンベルトなるものもあるようです。
2012-01-20
こたつでみかん
日本の冬のフルーツといえば、はやり蜜柑ですよね。
冬の蜜柑の美味しさは格別です。
「こたつで蜜柑」といえば、日本の冬の代表的な風景ですが、我が家はこたつが無いので「こたつで蜜柑」は実践できません。
それでも蜜柑は冬になると家族中に大人気です。
一箱買っても2週間位しかもちません。
一人が一度に2個も3個も食べるので、あっと言う間に無くなってしまいます。
蜜柑て不思議な果物ですよね。
机の上に出ていると何故かついつい食べてしまって、昼過ぎに1個食べたはずなのに、夕飯前にまたもう一個食べちゃったりするんですよね。不思議です。
子どもの頃に、母親に「蜜柑の産地では庭に蜜柑の木が生えていて、年中蜜柑が食べ放題なのよ」と教えられ、すごく羨ましく思った記憶があります。
私の家の庭にも、年中実をつける蜜柑の木が生えたらいいなぁ。
2012-01-18
冬野菜
冬野菜が美味しい季節ですね。
白菜、大根、葱…。
写真は近所の野菜の直売所です。
冬野菜一色です。
今の時期は大根も白菜も、甘みが増して美味しいですね。
白菜は鍋物に欠かせませんし、大根は煮物やサラダ、すりおろして薬味など、色々なものに使えます。
焼き魚に大根おろしが添えてあるかないかで、食べた後の満足度が全然違いますよね。
大根おろしがある方が、後口もさっぱりです。
我が家では、冬のサラダと言えば大根サラダです。
細切りにして、おかかやじゃこをトッピングしたりしても美味しいです。
中華ドレッシングも良いですし、和風のドレッシングも合いますよ。
毎日寒くて大変ですが、美味しい冬野菜を食べて、この冬も元気に乗り切りましょう!
2012-01-13
どんと焼き
小正月にあたる1月15日には、「どんと焼き」という伝統行事があります。
地方によって呼び名が色々あり、「左義長」「さいと焼き」といわれるものです。
お正月飾りや、門松、書き初め、祈願成就しただるまなどを燃やして家内安全、無病息災、五穀豊穣を願う習わしです。
火は穢れを清めるもので、神様を空にお送りするという意味が込められています。
このどんと焼きの火にあたると若返る、お団子を焼いて食べると、この一年病気にならないといわれています。
書き初めを燃やすと紙が舞い上がることから、字が上手になるといわれます。
寺社や、田んぼなどで行われる、さいと焼き。
最近市販されている注連縄等には、針金などの材料が使われています。
特に田んぼで行われる場合には、特に材料をみて、燃やすと害のあるものは、予めはずして出すと丁寧です。
どんと焼きの火には、祓い清めるということと、現実世界に戻るという意味もあるようです。
どんと焼きを終えると、お正月も終わりだな、という気分になりますね~。
2012-01-10
ススキ
お月見でお馴染みだったススキ。
冬になった今では、ふわふわの綿毛のついた穂になって、風に吹かれてとんでゆきます。
ススキは、「尾花(おばな)」ともよばれ秋の七草のひとつとして古来より親しまれてきた植物。
その茎は、萱(かや)とよばれ、利用されてもきました。
野原でも、少し放置された時間が長い草原、空き地でみられる植物です。
大きな株で、立派なススキ。ススキの穂が揺れる景色は、なかなか情緒があります。
ススキの穂に、スズメが止まって、種を食べているのをみかけたことがあります。
冬には、鳥たちにとって食べ物が少なくなる分、ススキの種もとても貴重な食べ物になるのだと思います。
あの柔らかな穂に、スズメがとまっても、穂は少し弛むだけ。鳥の体重の軽さに驚いたりもします。
ひとつの穂のなかに、数えきれない種(綿ぼうし)があって、鳥たちにも少しお裾分けしつつ、風に乗り、また遠くへ飛んでゆくススキの種。
よく見ていると、本当に野の草って愉しいなあと思います。
2012-01-07
七草粥
1月7日の朝には、七草粥を食べる。
これも日本に古来から続く風習です。
お正月のお節などで、贅沢したおなかが、七草粥を食べるとほっとしますね。
塩味のさっぱりした味が、なんとも美味しい七草粥。
春の七草は、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、ずずしろ、これぞ七草」と詠われます。
ごぎょうは、ハハコグサのこと。
ほとけのざは、コオニタビラコのことをいいます。
すずな(カブ)、すずしろ(大根)は、田んぼにありませんが、他は田んぼの畦草です。
粥はお米ですから、七草粥は、この一年の無病息災を祈るとともに、無事にお正月を迎えられ、田んぼへの感謝の気持ちにかえる行事のようにも思えてきます。
ちなみにコオニタビラコは、だんだんと希少な植物にもなっています。
田んぼがなくても、この時期になると八百屋さんで、七草のセットが店頭に並びます。
新年を無事に迎えられたことに感謝して、いただきたいですね。
2012-01-06
お正月
お正月は歳神様を迎える日本古来の習わしです。
お正月には、新年が良い一年になるようにとそれぞれ願いを込めた習わしが多くあります。
注連縄を飾り、鏡餅を供え、初夢をみたら、初詣に行きましょう。
12月31日の大晦日の夜に除夜の鐘が鳴る頃から、松の内(1月7日)までに初詣に詣でるというのが一般的になっています。
新しく迎えた一年が家内安全、よい年であるようにと祈り、歳神様から福を与えてもらえるようにと、二礼二拍手一礼で詣でます。
二拍手目は、手の平を合わせて右手を少し下げて行い、一礼は両手をあわせて行うのが作法のようです。
女性は、拍手の際には音を控えめにする。寺院の場合はこの作法ではないなど、気をつけたいこともあります。
大晦日の夜には、寺社で甘酒や、お神酒がふるまわれますね。
収穫を感謝し、甘酒をお供えし、飲むと厄よけになるとされています。
同じように、お正月にいただくお屠蘇は、元日に飲み、邪気を一度体を切り裂き(屠(ほ)ふる)、魂を蘇生させるという意味があります。
新しい一年が良い年になりますように。
2012-01-01
初夢にみたい夢
新しい年になって、初めてみる夢を、「初夢」といいますね。一般的には、大晦日から元旦にかけてみる夢、または、お正月三が日にみる夢を初夢というようです。
「一富士、二鷹、三なすび」といいますが、初夢にこの3つが出てくると縁起が良いとされています。
なぜこの3つなのかというと、この3つを徳川家康が好きだったからという説もありますが、富士は無事、鷹は高く、なすびは事を成す、というように縁起の良い言葉にかけてという説もあります。
新しく迎えた一年の吉凶を占うような初夢。いい夢をみたいですね。
良い夢がみられるようにおまじないがあります。
悪い夢を食べてくれるという獏の絵を描いて、枕の下に入れて眠るというおまじない。
「なかきよのとをのねぶりのみなめざめなみのりぶねのをとのよきかな」
(長き世のとをの眠りのみな目覚め波乗り船の音のよきかな)という回文になっている歌を書いて、枕の下に入れて眠るというおまじないです。
新年、良い夢がみられますように。
2011-12-28
師走 しめ飾り
クリスマスが終わると、一気に年末。お正月を迎える準備が始まります。
新しい年を迎える準備です。
西洋から、日本の文化へ。この切り替わりの早さにいつも少し戸惑いながら。
しめ飾りは、毎年手作りしています。藁を綯う時、神聖な気持ちになります。
年々上達しているので、うれしい気分です。
神域と下界との結界。新しい年を寿ぐ心。
しめ飾りは、12月26、27、28、30日に飾るようにします。
29日は、「苦(九)立て」といって縁起が悪いとされます。
31日も、神様への誠意のない「一夜飾り」なのでいけません。
お正月を迎え、松の内を終えると、どんと焼き(他にさいと焼きなど、地方によって呼び名が違います)で、燃やします。
みなさん、よいお年をお迎えください。
2011-12-23
100万回生きたねこ
佐野洋子さんは、日本を代表する絵本作家さんです。
なかでも1977年に出版された、この「100万回生きたねこ」は名作として知られています。
今でも、本屋さんには必ずある絵本といっていいくらい、支持されている絵本のひとつです。
絵本なのですが、きっと、子どもより大人が心打たれるお話ともいえると思います。お話を読みすすめていくうちに、なんともいえない気持ちがおとずれ、このお話は「愛」のお話なのだとわかります。
小さな子どもには、むずかしいところもあるかもしれませんが、なん度も手にとって、読み返したいお話です。
この絵本が好きだと感じる心を持った、子どもになってほしいな、そんな気持ちで、子どもへのクリスマスプレゼントにいかがでしょうか?