2012-07-19
セミの幼虫
家の木を抜くことがありました。大きめの穴を掘ったところ、出て来た幼虫。
はじめてみたので、何かと思いましたが、セミの幼虫だとわかりました。
セミの抜け殻でみるものよりも、まだ小さいようです。
セミは、長い間土の中で過ごします。例えばアブラゼミでは4年から6年ともいわれています。
その間、木の根から汁を吸って生きています。
長い間土のなかで過ごして、夏にやっと地上に出て来て羽化して、成虫になって、生きる時間はわずか一週間程度。
いのちの儚さや、そしてたくましさも感じます。
みつけたセミの幼虫は、きっとあと数年土のなかで過ごすのだと思います。
様子をみていると、また土のなかにもぐっていきました。
街中は、コンクリート舗装されているところが多いので、数年後、せっかく出ようと思ったら、アスファルトで出られない、なんて困っているセミもきっといることでしょう。
うちの周りは幸い地面は土ばかりなので、よかったなと思ったりもする出来事でした。
2012-07-13
アジサイ
梅雨のなか、色鮮やかに咲くアジサイ(紫陽花)。
大きな花でぱっと目をひく紫陽花。
紫陽花の色は青、紫、白、赤紫など様々で、そここで違う色の紫陽花、そして色の変化みるのも楽しいですね。
紫陽花で有名な鎌倉のお寺に行ったのですが、大勢の人が見に来ていて大行列でした。
我が家にも紫陽花があり、先月、白の花が咲きました。
年々白くなってきたように思います。
青や紫の色は、紫陽花に含まれているアントシアニンやアルミニウムといった色素によるのだそうです。
これらの成分を土から吸収するので、その土地土地の成分によって紫陽花の色がきまるようです。
咲いているうちに色が変化するのは、咲いている間に色素が分解していき、花が老化するためなのだそうです。
紫陽花の色で土壌の成分を垣間みるのも、おもしろいですね。
2012-07-11
さくらんぼの季節
今日は暑かったですね。日中に日の下に出ると夏の気配を感じました。
もう日焼け止めが必要な季節になりますね。
我が家には、毎年この時期になると夫の友人からさくらんぼが送られてきます。
今年も箱に入れられた赤い宝石のようなさくらんぼが届きました。
我が家の家族はさくらんぼが大好きで、夫も子供たちも放っておくと際限なく食べてしまうので、食後のデザートとして私が個数を決めて出しています。
さくらんぼは食べ過ぎるとお腹を壊すので注意が必要なのですが、あの甘酸っぱい果実を思う存分食べたいという気持ちはよく分かります。
私もいちごやさくらんぼは思う存分食べてみたいな、と思うことが時々あります。
箱に入れられていたさくらんぼの半分は義母におすそ分けしました。
さくらんぼを見ると、どんな人も笑顔になりますよね。「さくらんぼが嫌い」という人には会った事がないような気がします。
2012-07-10
玄米ご飯がブームです
先日、実家から玄米が送られてきました。
いつもは精米して食べているのですが、たまには玄米のままで食べてみようと思い、そのままで炊いてみたのですが、想像以上に美味しくて驚きました。
玄米ご飯というと今までは「パサパサしてる」「硬い」などのイメージがあったのですが、減農薬でしっかりと作られているお米だからかも知れませんが、とても甘みがあって美味しかったです。
主人も子ども達も気に入ってくれて、我が家では今玄米ご飯ブームが巻き起こっています。
中華料理などのおかずにも良く合いますよ。
調べてみたら玄米は、白米に比べて栄養価も高くダイエットにも良いんだそうです。
美味しいものを食べて痩せられるなんてダイエットの理想系ですね!
玄米ご飯にしてから、お通じも良くて、何となく体調も良い気がします。
何より美味しいし、まだしばらく我が家の玄米ご飯ブームは続きそうです^^
2012-07-05
プチリフォーム
家のお風呂の上がりの部分を修理することになりました。
リフォームの業者の方に入ってやってもらったのですが、自分でできるところは自分でやろうと思い、相談して上がりの一部分の作業を残しておいてもらい、後で自分で作業しました。
大きいタイルをいくつか分けてもらいました。
残りの部分は、海に行った時に拾ってあったシーグラスなどを使うことにしました。タイル張りの素地材と白い目地を埋める素材を使いました。
自分でやれば、当たり前ですが、自分で好きなようにタイルなどを配置することができるので、楽しめました。
ホームセンターができて、いろんなことを自分でする人が増えていると思いますが、大工さんにまかせっきりにせず、自分の暮らしの自給を少しでも高めることはとても大切なことだと思います。
まず、やってみることって大事だなあと感じたプチリフォームでした。
2012-07-02
梅あれこれ
梅干しを作るだけではなく、梅はいろいろに活用することができます。
梅ジュース、梅ジャムをはじめ、梅味噌、梅しょうゆ、梅酵素ジュース…などなど。
そのなかでも、簡単にできて、とっても美味しい梅味噌がおすすめです。
梅と同量の味噌と半量の砂糖を入れるだけです。梅から水分が出てくるので、ときどき瓶をふってなじませるくらいです。梅がしぼんで、味噌と砂糖が混ざったら出来上がり。
梅の香りのする味噌だれができます。
サラダや豆腐、きゅうり、なんでも合う、万能調味料になります。
びっくりするほど美味しいですよ。
梅醤油は、梅を瓶にいれて醤油を注ぐだけ。
もっと簡単です。
少しの梅でもできるので、梅ジュースや梅干し作りで少し余った梅で作れるし、おすすめの梅レシピです。
2012-06-27
餅は餅屋
今日は家にいらしたお客様からお餅屋さんの大福をいただきましたので写真を載せます^^
このお餅屋さんは私の家から徒歩で30分くらい離れたところにある、昔ながらのこじんまりとした薄暗いお餅屋さんで、大きな看板などが出ているお店ではないのですが、ここで売られているお餅はとても美味しく、特に大福は我が家の家族の大のお気に入り商品です。
しかし昔ながらの家内制手工業なので大量生産出来ず、大福は午前中で売切れてしまうため、なかなか口に入ることがありません。
先日も13時頃に行ったら「もう売れ切れました」と言われてがっかりしたところだったので、今日いただけてとても嬉しかったです。
昔から「餅は餅屋」と言いますが、本当にこのお餅屋さんのお餅はスーパーなどで売られている物とは比べ物にならないくらい美味しいです。
お米の味がして、滑らかさも全然違います。
今日は濃い目の緑茶を入れて子ども達と一緒にこの大福をいただきました。
あ~美味しかった!
2012-06-22
梅干し漬け
6月は、梅を漬ける季節。
家の近くに梅の木があるので、梅の実を収穫して作ります。
良い梅干しを作るには、大きい梅がおすすめです。
青梅をとって、キズのあるなしで分別して1、2日置くと、黄色く甘い香りがしてきます。
その頃が漬けどきです。
私はキズのあるものは青い時点で梅ジュースなどに。黄色くなってからは、実に斑点のあるものはジャムにと選別します。
梅干しにする梅は数時間水に漬けて、えぐみをとります。
よく水気を拭いて、へたも取り除いておいてから漬けます。
梅干しの塩の塩梅は、塩分を10%以上にするとカビなどの心配が減ると思います。
ホーローの容器がとても使い勝手がよいです。
酸っぱすぎるのが苦手な人は、塩の他に氷砂糖やハチミツを入れるといいと思います。
自分で毎年あれこれ試して、いい塩梅の梅干し作りが楽しみな季節です。
2012-06-19
ドクダミ
ドクダミというとじめじめした場所に生える、葉っぱの匂いが独特と、あまりいいイメージを持たれない方もあるかもしれませんが、ドクダミは、様々に利用することができる、昔から親しまれてきた植物のひとつです。
ドクダミをはじめ、野の草のなかには薬効作用のあるものや食用にできるものもたくさんあります。
私は、家の草刈りするときに、ドクダミをなるべく根元から刈るようにし、選別して、きれいに水であらってドライにします。
天日干しでできますが、陽のあたる窓辺や、浴室に乾燥機能がある方は、浴室内に吊るしておけば、うまくドライにできると思います。
私は、乾燥したドクダミは、瓶のなかで保存し、薬草茶にします。ドクダミだけでもいいのですが、他にもスギナやヨモギなどを乾燥し、ブレンドすると味もマイルドになります。
「野草茶」と呼ばれるものですが、家のまわりで手軽に作ることができますよ。
2012-06-17
森のおてがみ オトシブミ
今の時期に、葉っぱがきれいに丸まった筒状のものが落ちていたり、葉っぱの先にぶら下がっていたりします。オトシブミとよばれる虫が、上手につくった「森のおてがみ」です。
「揺籃(ようらん)」ともよばれるものです。
小さなお母さん虫が、卵をひとつ入れて丸めた葉っぱのゆりかご。
作っている途中のオトシブミをみたことがあるのですが、本当に上手に葉をまるめていきます。
小さな虫の造形美にほれぼれします。卵から孵った幼虫は、その葉を食べて育ちます。
「オトシブミ」というのは、「落とし文」のこと。日本語はとてもすてきだなあと思います。
それぞれのオトシブミたちには、好きな葉っぱがあり、その木の葉でつくられます。
子どもたちにもみつけやすく、手にとってみることもできる初夏の森のおくりものです。
庭先の木々でもみつけることができますよ。