2012-11-03
温泉
朝夕はすっかり秋らしい肌寒さを感じるようになりましたね。
昼間でも外出するにはコートなしでは辛い季節になってきました。
この季節になると、温泉が恋しくなります。
そこで、今夜は子ども達と一緒に車で少し行ったところにある日帰り温泉に行ってきました。
紅葉を見ながら温泉に入るのも素敵ですが、日が落ちてから楽しむ温泉もとても気持ちの良いものです。
今日は残念ながら月は出ていなかったのですが、風が程よく吹いていて露天風呂は良い塩梅でした。
これからもっと寒くなると、温泉は最高のレジャーですよね。
娘も水風呂に驚いたり、打たせ湯に挑戦したりと、いつもと違うお風呂を楽しんでいたようです。
最近では温泉のマナーを知らない若い人や外国人観光客などにより、お湯が汚れがちになったり、洗い場が整然としていないような雰囲気も感じてますが、温泉は日本が誇るべき文化の一つだとも思いますので、皆でマナーを守って気持ち良く利用したいものですね。
2012-10-26
絵本 「わたしのもみじ」
表紙のもみじの紅葉の美しさにひかれて手にとった写真絵本です。
一本の大きなもみじの四季を追ったおはなしです。
著者が、この大きなもみじにひかれて、親しみをもって撮り続けた様子が伝わってくるようです。
それは、「わたしの」というタイトルにもあらわれていると思います。
高原の四季は、緑の春、生きものあふれる夏、そして紅葉の秋、雪積もる冬と、四季折々の姿をみせてくれ、それと同時にもみじの成長も描かれており、その先にあの美しい紅葉があると思うと、生命力を感じ、すごいなあと思います。
子どもにも、優しい文章と、その写真の表現力で、とてもわかりやすいと思います。
紅葉の秋におすすめの一冊です。
「わたしのもみじ」岩間史朗 著/ポプラ社
2012-10-20
金木犀(キンモクセイ)
今日、親戚のお見舞いに病院に行った帰りに、道路の真ん中で突然とても良い香りが漂ってきたので驚いて辺りを見回したところ、この木に花が咲いていました。
金木犀です。
生でその香りを嗅いだことが無い方は分からないかと思うのですが、この花は驚くほど遠くまでその香りが届くのです。
小学生の頃に、担任の先生が教室に持ってきて、その香りの素晴らしさに驚いたことがあります。
まるで香水のように強い華やかな香りで、私は大好きです。
花自体は小さく、特別に美しい形だという訳ではないのですが、これほど強く素敵な香りの花を私は他に知りません。
栽培している方が少なくて、滅多にその香りを嗅ぐことが出来ないだけに、今日はとても得したような気分になりました。
機会があったら、自分で栽培できたらいいな。
2012-10-16
まるごとたまねぎのホイル焼き
じゃがいもやたまねぎがおいしい季節です。
旬のものをそのままにいただくのが、いちばんおいしいですね。
採れたての野菜は、まるごと食べると、とても甘みがあります。
小さいたまねぎも自家菜園だと、たくさん採れるのですが、そんな時は、ホイルに包んで、焼きます。
うちでは七輪の上で焼きます。少し焦げ目がついたら、それで完成。
簡単すぎますが、これがとてもおいしいんです。
岩塩など、いいお塩を少し振りかけると、さらに甘みを増しておいしいです。
簡単ではありますが、実は、七輪を用意して、火を起こしたりすることは、手間がかかることだったりしますが、そんな手間をかける時間があることが、なによりなのだと思えます。
休日のおたのしみです。
2012-10-08
栗(くり)
秋の味覚、クリ。栗は、重くってツヤツヤとしたものをが美味しいのです。
カリウムが豊富に含まれているので、高血圧予防や美容効果などアンチエイジングにも効果の高い食材です。
大きな栗が手に入ったら、そのまま焼き栗がいちばん!
特に新鮮な栗は、焼くと甘みが増して美味しいです。
魚焼きグリルやオーブントースターで10分から15分くらい焼くだけという、出来上がりという手軽さです。
栗を食べるとき大変なのは、固い皮をむくことだと思うのですが、焼き栗にすると皮もとってもむきやすくなるのでおすすめです。
ほくほく、甘い秋の味覚、栗を美味しくいただきましょう。
栗は、冷蔵すると美味しくなるそうです。
長期の場合には、少し風味が落ちますが冷凍もできますよ。
2012-10-06
きのこ
きのこは食物繊維が豊富で、ビタミンDやビタミンB軍も含まれていてカルシウムの吸収を助けてくれたりエネルギーに変わるのを助けてくれたりする名脇役です。
驚きのパワーを持っている身体にとてもいい食べ物なのですが、自然界においてもとても重要な役割を担っているのです。
森の生き物たちを菌類によって分解し猛毒さえも無害にしてします力を持ち、菌糸によって土の中の栄養を集め植物に渡したり植物の根っこ細菌などから守ったりするのです。
きのこがいない森は、植物たちが栄養も不十分になり細菌も増え枯れてしまい、植物がないことで生き物も生きられなくなります。
森がなくなれば人間でさえも生きることが難しくなるといわれています。
きのこは森を守るのと同時に大げさに言えば人間社会の環境も守っていてくれているのです。
変わっている形をしているものや毒もつもの、変な色をしているきのこなどいろいろな種類がありますがそれもそれぞれに理由があります。
そのうちのほんの一握りのきのこを私たちは食べているのです。
自然の恵みに感謝。
2012-09-30
稲刈りしました
友人のやっている田んぼで、稲刈りをしてきました。
鎌で刈って、藁で結わいて稲架(はざ)に架けていきます。
2週間、天日干しするのですが、その間にお米が甘くなって美味しいお米になります。
5月に田植えをしてから、あっという間の稲刈りでした。田んぼは畑よりも比較的大らかにみていくことができます。
整備された田んぼでは、機械で作業を行うので、田んぼに直に入ることも少ないそうです。
手作業での田んぼは大変さもありますが、その分、大勢でわいわいと作業する田んぼも楽しいものです。
都会暮らしでは、農に触れることは少なく、消費することが常ですが、少しでも経験すると、暮らしと生産は一体なのだということ実感します。
冬にはお餅つきがあります。楽しみです。
2012-09-30
お月見
今年の中秋の名月は、9月30日。
中秋の名月は満月にならない時もあるけれど、今年は満月の月です。
お月見は、月見団子や里芋、ススキなど秋の七草をお供えし、五穀豊穣を祝い、感謝する風習だそうです。
日本古来からの風習、大事にしたいですね。
十五夜の月は、別名を芋名月。他にも一夜一夜に名前があり、十三夜は、豆名月や栗名月。
また、十五夜をすぎても、十六夜(いざよい)という名前があるように、お月見を一夜一夜に愛でてきたことを思います。
秋の夜長に、きれいな月を眺める。いい夜ですね。雨月(雨の中秋)も趣はありますが、晴れて名月をみたいですね。
今年の中秋の名月は、東の空に見ることができます。
2012-09-26
綿を育てる
棉が植物であることは知っていても、実際に見る機会はなかなかないかもしれません。
日々、衣服をはじめ、暮らしのなかに沢山ある綿。
綿は、摘み取るまでを概ね「棉(わた)」といいます。
黄色い花が咲き(黄色ではないものもあります)、実が成り、熟すと実がはじけて、棉ができます。
コットンボールといわれるものです。
はじけて出てくるものは、まさに綿。ふだんよく目にしている綿です。
綿のなかには種が入っています。
種をとりのぞき、紡いで糸にするまでは様々な工程があります。
衣食住の食と住は、比較的自給しやすいですが、「衣」を自給するのが一番難しくなったと思います。
「衣」がこの3つの一番前にあるのは、一番大切なことだから、だそうです。
棉の収穫は晩秋まで続きます。はじけた棉をみるのが楽しみです。
2012-09-22
秋の七草 「キキョウ」
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますね。
今年の秋分は今日、9月22日です。
夜には虫の声もきこえはじめ、秋の七草も咲きそろう頃ですが、この秋の七草はというと、山上憶良が詠んだ「萩の花 尾花(ススキ) 葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 あさがお(キキョウ)の花」という歌があります。
この中で、撫子と、あさがお(キキョウ)の花は、秋より一足先に花が咲きます。
8月のおわりの頃が見頃なので、他の秋の七草の頃は咲き終わってしまっていたりします。
今年も星型の青紫色のキキョウの花が咲き始めました。
秋の始まりだなあと感じます。
秋の七草は春の七草とはちがい、愛でてたのしむ草花。
秋の訪れを感じさせてくれる草花です。